Apple、AirPowerの充電問題を克服?リーカーが示唆

AirPower Jon Prosser
 
Appleが開発を再開したワイヤレス充電マットAirPowerの発熱問題が解決できたようだ、とリーク情報で知られるジョン・プロッサー氏がTwitterに投稿しています。AirPowerは、WWDC 2020で発表されるとの噂もあります。

Apple Watch充電時の発熱問題を解決か?

ジョン・プロッサー氏は4月に、AirPowerのプロトタイプ「C68」では、Apple Watchを充電する際の異常発熱が課題となっており、「動的熱管理」のためにA11プロセッサが搭載されている、と述べていました。
 
AirPower Jon Prosser
 
プロッサー氏は6月18日に投稿したツイートで、Apple WatchとAirPods Proを乗せたAirPowerの写真とともに、Apple Watchが動作するようになった、と述べています。
 


 
同氏は、3月に「AirPowerの開発は現在も進められている」とのリーク情報を公開して話題となりました。

WWDC 2020で発表と噂されるAirPower

Appleは、2017年にAirPowerを発表したものの、同社の技術的な要求水準に達することができない、との理由で、2019年3月に開発中止を発表しています
 
iPhone XS/XS Maxのユーザーガイドや、AirPods(第2世代)のパッケージにもAirPowerが印刷されていただけに、開発中止の発表直前まで、開発が進められていたと考えられます。
 
開発中止の理由についてAppleは明言していませんが、多くのコイルを内蔵する構造上、発熱問題を解決できなかったためではないかと推測されています。
 
AirPowerは、現地時間6月22日に開幕する世界開発者会議(WWDC 2020)で、新型iMacARM搭載Mac、紛失防止タグ「AirTags」などと一緒に発表されるのではないか、との噂もあります。
 
 
Source:Jon Prosser/Twitter
(hato)