警察に止められたとき発動するSiriショートカット「Police」が再注目

police ショートカット
 
Siri、警察に止められた(Siri, I’m getting pulled over)」と言うだけで、iPhoneが警察の行動を監視するためのデバイスに早変わりする、ショートカットPolice」が2年前に発表されましたが、ブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter)運動が米国から世界に拡がる中、同ショートカットが再び注目を集めています。

警察の行動を録画し、コンタクトに自動送信

5月末に黒人のジョージ・フロイドさんが警察官に殺害された事件をきっかけに、米国から世界に人種差別撤廃を訴えるブラック・ライブズ・マター(直訳:黒人の命は大切だ)運動が拡がっています。
 
そんな中、ロバート・ピーターセン氏(@Sonikku_a2)が2018年9月に発表したショートカット「Police」が脚光を浴びています。
 
「ショートカット」は、iOS13から標準インストールアプリとなっており、よく使う機能やさまざまな操作を自動化して実行することができます。ピーターセン氏のショートカット「Police」は、Siriに対して「警察に止められた」と言うだけで、18のタスクが実行され、iPhoneが瞬時に警察の行動を監視するためのデバイスへと一変します。
 


 
ショートカットが起動されると、まず現在位置情報が取得され、あらかじめ選択した連絡先の人物に情報が送られます。
 
iPhoneは再生中の音楽を自動で停止し、カメラでの録画を開始します。録画された動画は、現在位置情報が送られたのと同じユーザーに送信されます。
 
録画した動画は、同時にiCloudやDropboxなど、選択したクラウドストレージにアップロードされるようになっています。
 
 
Source:Apple via Business Insider, RobertAPetersen/Reddit
(lexi)