Apple、iOS14ベータ配布前に正しいバグ報告の方法を解説

Feedback Assistant
 
Appleは現地時間6月9日、開発者およびユーザーに向けて「正しいバグレポートの作成方法」と題した記事を公開しました。バグを見つけたらどのようにレポートを作成し、提出すべきかを、丁寧に解説しています。

iOS14ベータ配布を間近に控えた「すばらしいタイミング」

米メディア9to5Macは、iOS14ベータが配布される世界開発者会議(WWDC 2020)を間近に控えた今、この解説を公開するのは「すばらしいタイミング」と記しています。
 
iOSやmacOSなどのOSは、正式版公開の前に何度もベータ版が配布され、これらにはしばしば複数のバグが含まれています。Appleはバグを報告するためのプラットフォームを用意していますが、報告する方法、さらにいえば「正しく報告する方法」を知らない人もいるでしょう。

詳細な報告が必要

AppleのOSでバグを発見したら、Feedback Assistantから報告します。iOSまたはmacOSのベータ版をインストールすると、Feedback Assistantはアプリとして一緒にインストールされます。
 
ただし、やみくもに報告すればいいという訳ではありません。Appleのエンジニアがその問題を再現できるよう、詳細に報告する必要があるのです。Appleは開発者とユーザーに対し、バグが発生するに至ったすべてのステップの説明に加え、スクリーンショットや動画もアップロードするよう求めています。
 
また開発者の場合は、問題を起こしたコードを組み込んだプロジェクトのサンプルを送付することもアドバイスしています。

 
 
Source:Apple via 9to5Mac
(lunatic)