略奪防止のため閉店中のApple Storeが平和的メッセージの発信地に

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5月25日に起きた、黒人のジョージ・フロイドさんが白人警官に殺害された事件をきっかけに、全米に拡がっている人種差別撤廃を訴える抗議活動ですが、一部暴徒に発展しており、量販店などが略奪の被害に遭っています。多くのApple Storeも暴動の影響を受けており、略奪防止のため店の正面が板張りにされていますが、人々が平和的なメッセージを発信するスペースになっている、と報じられています。

正義がないところに、平和はない

米国のApple Storeは、人種差別撤廃を訴えるデモ活動に日和見(ひよりみ)的に便乗した人々による略奪の被害に遭っており全米271店舗が閉鎖状態に置かれていますが、板張りにされた店の正面に、多くのメッセージが寄せられています
 
オレゴン州ポートランドのApple Storeには、フロイドさんの肖像画が描かれ、殺害前に彼が放った「息ができない(I can’t breathe)」との言葉が添えられています。
 


 
イリノイ州ネイパービルのApple Storeには、多くの「BLM(Black Lives Matter、直訳で”黒人の命は大切だ”)」のメッセージが集まっています。
 


 
カリフォルニア州パロアルトのApple Storeには、「正義がないところに、平和はない(No Justice No Peace)」など多くのメッセージが寄せられ、花束も手向けられています。
 


 


 
 
Source:9to5Mac
Photo:@TobeySanford/Twitter
(lexi)