Broadcom、iPhone12向けチップの出荷時期の第4四半期への遅延を認める

Broadcom
 
Appleの主要サプライヤーであるBroadcomは、チップの出荷量増加は10月〜12月期になることを認めた、とReutersが伝えています。このことから、iPhone12シリーズの発売は10月になる可能性がさらに高まりました。

6月の報道とも内容が一致

Broadcomの最高経営責任者(CEO)ホック・タン氏は、6月に行った業績発表で「ワイヤレス関連製品売上高が大幅に増加する時期は、例年よりも1四半期遅れる」と述べました。
 
Broadcomは今回、前回のコメントを踏襲する形で、チップの売上増加時期は2020年第4四半期(10月〜12月)になることを認めました。

iPhone12シリーズはやはり10月に発売か

Broadcomは大口顧客Appleから5分の1の収益を得ており、チップ関連製品の売上時期の遅延は、iPhone12の発売時期の遅れを意味する、と米メディアAppleInsiderは推測しています。
 
Appleは10月のiPhone12シリーズの発売と同時に、Apple Watach Series 6や紛失防止タグAirTagsを販売を開始するとみられています。
 
 
Source:Reuters via MacRumors
Photo:Broadcom/Facebook
(lexi)