iOS13.6以降で、ホームシェアリングで音楽を共有できない不具合が報告される

Apple Music
 
iOS13.6にアップデートして以降、ホームシェアリングを使った音楽ライブラリの共有ができないという不具合を一部のユーザーが報告しています。iOS13.6.1にアップデートしても問題は解決しない模様です。

最新のiOS13.6.1でも解決せず

ホームシェアリングは、同じWi-Fiネットワークに接続され、同じApple IDでログインしたiPhoneやiPad、Mac、Apple TV、WindowsパソコンのiTunesの間で、購入した音楽などのコンテンツを共有できる機能です。
 
AppleのサポートコミュニティやMacRumorsの読者フォーラムでは、7月に公開されたiOS13.6にアップデートして以降、ミュージックアプリでホームシェアリングを使おうとするとアプリが落ちてしまい使えない、という書き込みがみられます。
 
同様の症状を経験したユーザーの書き込みによると、再起動、iPhoneの復元などを試しても改善せず、iPhoneストレージの「その他」巨大化問題などを修正した現時点の最新バージョンであるiOS13.6.1にアップデートしても問題は解決していないとのことで、iOS13.6.xのバグとみられます。

Macどうしの共有には問題なし

この問題を取り上げた独メディアMacweltによると、iOS13.6とのホームシェアリングに失敗する現象は、macOS 10.9からmacOS 10.15までのMacのほか、WindowsのiTunesでも確認されています。
 
なお、Macどうしでのホームシェアリングによる音楽ライブラリ共有や、iOS13.6以前のバージョンでは問題なく動作するとのことです。ただし、AppleはiOS13.6の公開後、iOS13.5.1の署名公開を停止しているため、旧バージョンを再インストールすることはできません。
 
本稿時点で、Appleからのコメントは確認できていませんが、今後のアップデートでの修正が期待されます。
 
 
Source:Macwelt(Google翻訳) via Macworld, Apple Support, MacRumors Forum, Apple
(hato)