Firefox開発元のMozilla Corporationが、250名の従業員解雇

Firefox
 
Firefoxブラウザ開発元のMozilla Corporationが、250名の従業員を解雇すると発表しました。それに伴い、同社は台湾での事業を閉鎖します。

従業員の解雇、台湾での事業閉鎖を発表

Mozilla Corporationは従業員が、社内メールで従業員に対し、「来週火曜日(2020年8月18日)に250名の従業員を解雇する予定」と通知した後、同社ブログで従業員の解雇と事業縮小を発表しました。
 
Mozilla Corporationの最高経営責任者(CEO)、ミッチェル・ベイカー氏は、「雇用者として、Mozilla Corporationで働くことを選んでくれた全ての従業員が引き続き勤務できることを切望していますが、それを実現することは出来ません」と語っています。

財務状況改善、新製品の開発に焦点

Firefox portfolio
 
ベイカー氏によれば、従業員削減は米国だけではなく台湾でも行われ、台湾での事業は閉鎖されます。同社は新型コロナウイルス感染症の流行に伴い財務状況が悪化しており、以前の計画をそのまま進めることは出来なくなったと、ベイカー氏は伝えています。
 
Mozilla Corporationは現在、「新しいVPN」など、収益を生み出す製品の開発に注力しています。
 
 
Source:Mozilla Corporation via Motherboard
(FT729)