Appleが、新たなドメイン「AppleOriginalProductions.com」を取得したことが分かりました。Apple TV+でのオリジナル作品の紹介に使用される可能性があります。
8月13日に取得された新ドメイン
「AppleOriginalProductions.com」のドメインが、8月13日にAppleの名義で登録されていることを米メディアMacRumorsが発見しました。
登録を行ったCSC Corporate Domainsは、企業向けにドメインの取得や管理サービスを提供しており、Appleは以前から同社のサービスを利用しています。
現時点では「AppleOriginalProductions.com」にアクセスしようとしても、有効なWebページにたどり着くことはできません。
Appleは今後、このドメインをApple TV+オリジナル作品の紹介に活用する可能性もありますが、無関係な第三者が勝手にドメインを使用するのを避けるために取得しただけ、という可能性もあります。
Appleは2019年3月に「プライバシーは重要」を意味する「PrivacyIsImportant.com」、2020年4月には新型コロナウイルス感染症対策に関連すると思われる「AppleCoronavirus.com」のドメインをそれぞれ取得していますが、本稿執筆時点ではいずれもアクセスすることができず、使われていない模様です。
著名プロデューサー作品の独占公開権を続々と契約
今回のドメイン取得は、AppleがApple TV+オリジナル作品の獲得に向けて活発に動いている時期に取得されています。
Appleは8月に入ってからだけでも、レオナルド・ディカプリオ、ロバード・ダウニーJr.夫妻、マーティン・スコセッシといった、俳優としても名の通ったプロデューサーが率いるプロダクションとの独占公開契約を結んだと報じられています。
Bloombergは、Apple MusicやApple TV+などの有料サービスをまとめたバンドルサービス「Apple One」が、2020年秋のiPhone12発売に合わせて開始される、と報じています。
Source:MacRumors
(hato)
