WSJ、Apple Newsから撤退しない意向を明らかに〜「読者が異なる」と評価

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The Wall Street Journalを傘下に持つ、News Corp.の最高経営責任者(CEO)のロバート・トムソン氏は、「WSJは今後もApple Newsとのパートナーシップを継続する」と業績発表の中で述べたと伝えられています。The New York Timesは、Apple Newsから撤退済みですが、WSJは同プラットフォームに対して異なる見方を持っているようです。

これまでにないタイプの読者を呼び込める

News Corp.のトムソンCEOは、四半期ごとの業績発表の中で、Apple Newsはこれまでにないタイプの読者を惹きつけていると評価し、これからも提携を続ける意向を示しました。
 

Apple Newsのパートナーシップにより、そのプラットフォームに合わせたコンテンツに集中することができ、これまでになかった層の読者を呼び込めている。これがWSJの有料サブスクリプションにつながっていく可能性もある。本当にこれまでにないタイプの読者だ。しかも、最近は男性よりも女性のほうが多い。WSJは、これまでより男性的なメディアだった。

 
WSJは、AppleのサブスクリプションニュースサービスApple News+と提携する数少ない大手メディアのひとつでもあります。
 
The New York Timesは、自社サブスクリプションにつながらないとしてApple Newsから撤退しており、WSJとは大きく見方が違うことが伺えます。
 
 
Source:The New York Post via 9to5Mac
(lexi)