Google、発売から約9カ月でPixel 4/4 XLの販売を終了

ソフトバンク、「Pixel 4:4 XL」を10月24日に発売
 
Googleが、2019年10月24日に発売したフラッグシップ・スマートフォンPixel 4/4 XLを、早くも販売終了したことがわかりました。Googleの米国のオンラインストアではすでに在庫がなくなっています。

米Google Storeではすでに在庫なし

Google広報は米メディアThe Vergeに対し、米Google StoreでのPixel 4/4 XLの販売が終了したことを認めており、提携している小売店やオンラインショップの在庫がなくなった時点で入手は不可能になると述べています。
 
なおほかのPixelシリーズスマートフォン同様、ユーザーは製品の発売日から3年間は、ソフトウェアおよびセキュリティ・アップデートのサービスを受けることができます。

旗艦モデル不在のGoogle

GoogleがPixelスマホをこれほど早く販売終了するのは異例のことです。これまでのPixel 2、Pixel 3は、後継モデルが発売されてから約半年、期間としては約18カ月間販売されていました(ただしPixel 3aは1年2カ月で販売終了)。
 
Pixel 4/4 XLの販売終了により、現時点でGoogleには、旗艦(フラッグシップ)モデルと呼べるスマホが存在しないことになります。

秋にはPixel 5Gと5G対応Pixel 4aが発売予定

とはいえ、同社は先日新しいPixel 4aを発表しており、この秋にはPixel 5および5G対応のPixel 4aを発売する計画も明らかにしています。Pixel 4aはPixel 4の廉価版という位置づけですが、バッテリー容量はPixel 4よりも多く、ベゼルの狭いデザインで、充分なカメラ性能を備えています。
 
Pixel 5の発売を待たずとも、Pixel 4aで充分消費者のニーズに応えられると判断した結果が、Pixel 4/4 XLの販売終了という決断につながったと考えられます。
 
 
Source:The Verge
(lunatic)