Microsoft、Office 2016 for Macのサポートを10月に終了

Office 365 Apple
 
Microsoftは、Office 2016 for Macのサポートを2020年10月で終了すると発表しました。サポート期間終了後は、Office 365サービスへの接続ができなくなります。

Office 365サービスが接続不可に

Microsoftはサポートドキュメントを更新し、Office 2016 for Macのサポートが2020年10月13日をもって終了するため、Office 365サービスへの接続ができなくなると発表しました。
 
2020年10月13日以降も、Office 2019、Microsoft 365アプリ、Windows版のOffice 2016はOffice 365サービスに接続することができます。
 
Office 2016 for Macは、2015年7月にリリースされています。

継続利用は可能だがパフォーマンスに問題も

Microsoftは、2020年10月13日以降も、古いバージョンのOfficeクライアントによる接続をブロックすることはないと説明しています。
 
そのため、ソフトウェアの利用は可能ではあるものの、古いバージョンではパフォーマンスや信頼性の問題が発生する場合がある、と説明しています。
 
また、2020年10月15日以降Office 365サービスに接続するには少なくとも TLS 1.2を使用している必要がある、と注意喚起しています。

一般家庭向けのMac用Officeは2タイプ

現在、MicrosoftがMac向けに提供している一般家庭用Office製品は、年額12,984円のサブスクリプション型「Microsoft 365 Personal(旧称 Office 365 Solo)」もしくは、永続ライセンスの買切り型「Office Home & Student 2019 for Mac」(26,184円)、「Office Home & Business 2019」(38,284円)があります。
 
Microsoft 365 Personalには、1TBのOneDriveクラウドストレージが付随します。
 
 
Source:Microsoft (1), (2) via MacRumors
Photo:Apple
(hato)