Appleは現地時間6月23日、AirPods Pro向けのファームウェアアップデート、バージョン「2D27」を公開しました。
前回のアップデートから約1カ月半でリリース
前バージョンのAirPods Pro向けファームウェア「2D15」が公開されたのは5月上旬なので、今回のアップデートは前回から約1ヶ月半ぶりとなり、短い期間での更新となりました。
ファームウェアは、AirPodsがペアリングされたiOSデバイスとの接続で自動でインストールされるようになっています。AirPodsのファームウェアバージョンは、AirPodsがiOSデバイスに接続された状態で「設定」アプリから「一般」＞「情報」＞「AirPods」から確認できます。
AirPods Proに新機能が追加
現地時間の6月22日から開催されているWWDC20で、iOS14でAirPods Proに「空間オーディオ」なる、前後左右から音が聴こえてくるように感じられる機能が追加されることが発表されました。AirPods Proに内蔵された加速度センサーやジャイロセンサーで、顔の向きや動きを認識し、頭が動いても自然に聴こえるよう、音声が自動補正されます。
iOS14では、AirPodsに「最適化されたバッテリー充電」機能も追加されます。バッテリーの劣化を軽減するため、AirPodsの充電パターンを学習、次にイヤホンが使用され始める直前まで80%を超える充電を保留し、ユーザーが充電器から外すタイミングで100%になるよう調整してくれる機能です。
Source:AppleInsider
(lexi)
