iPhoneのCar Key機能の日本語版!BMWのロゴも見つかる

Car Key
 
iOS13.6ベータ2で見つかったCar Key機能に関する説明の日本語版を、iOSデベロッパのあおいカニ(@blue_kanikama)氏が発見しました。
 
以下、あおいカニ氏から提供していただいた説明文全文を転載します。

Car Key機能

車のキーを追加する/管理する
 
Walletでは、特定の車のキーを追加したり共有したりできます。車のキーを追加するには、車の製造元のAppにサインインするか、Walletにペアリングコードを入力して、車が自分のものであることを示し、デバイスを車とペアリングします。正常に完了すると、デバイスからAppleに1回限りのオーナー・リデンプション・トークンが送信されます。Appleは不正行為を防止するために、このリデンプショントークンと、お使いのAppleアカウントおよびデバイスに関する情報、プロビジョニング時の位置情報(“位置情報サービス”が有効になっている場合)を使用します。
 
Appleは車のキーを設定するために、一意のデバイス識別子を車の製造元と共有します。このデバイス識別子は、プライバシー保護のため車の製造元ごとに異なります。車の製造元はこのデバイス識別子を、ユーザについて把握しているその他の情報に関連付けます。このユーザ情報は製造元各社のプライバシーポリシーに従って取り扱われます。
 
車のキーはパスによって共有できます。パスの背面にある“参加を依頼”をタップしてから、許可するアクセスの種類を選択し、iMessageで共有します。Appleは、車のキーのパスの設定および管理を支援するため、パスが共有された相手と許可されたアクセスのレベルの情報を車の製造元に転送します。また、車の製造元がパスを管理できるように、共有された相手の一意のデバイス識別子も製造元と共有します。パスが共有されたユーザについては、パスの所有者と同様に、製造元が自社のプライバシーポリシーに従って、デバイス識別子をそのユーザに関して把握しているその他の情報と関連付け、取り扱う場合があります。
 
Appleは、車のキーのパスがいつ車のロック/ロック解除に使用されたかなど、車の使用状況に関する情報を収集したり保持したりしません。車の製造元は、ユーザの同意を得た上で、車の使用状況の情報を収集する場合があります。製造元のプライバシーポリシーを参照して、詳細を確認することをお勧めします。

やはりiOS13.6で追加?BMWが最初に対応か

Car Keyについての詳細な説明が発見されたことから、同機能は秋に正式版が公開されるiOS14ではなく、iOS13.6で導入されるとの見方が強まっています。
 
そしてCar Key対応となる車種ですが、第一号はBMWである可能性が高そうです
 
実際、前述のあおいカニ(@blue_kanikama)氏はiOS14初期ビルドから、Car Key関連のファイルとともに、BMWのロゴを発見しています。
 

 
 
Source:あおいカニ/Twitter
(lunatic)