ARMbookでバタフライキーボード復活か?Boot Campは非対応の可能性も

12 MacBook-Early-2016
 
 
ARMプロセッサ搭載MacBookは、改良型バタフライキーボードを搭載して登場する可能性があるとの予想が伝えられました。また、同製品用Boot Campは、最初から対応するのは難しいようです。

ARMBookを、区別するための呼称としてレポートに記載

Fudge(@choco_bit)氏はRedditに、AppleデバイスのARM完全移行のロードマップとする予想を投稿しています。その中で同氏はA14X搭載MacBookを、「ARMBook」と、Intelプロセッサ搭載の「MacBook」と区別するための呼称として用いています。
 
Appleは過去に、PowerPCプロセッサからIntelプロセッサに切り替えた際、同社製ラップトップの名称を、「PowerBook」から「MacBookへ」と変更しています。
 
ARMプロセッサについて同氏もレポート中で伝えていますが、このプロセッサは「big.LITTLE」による12コアを備えるとのBloombergの報道もありました。

改良型バタフライキーボードをARMBookに搭載か?

MBA2020 Keyboard
 
Appleは現在もバタフライキーボードの改良に取り組んでおり、将来的に復活させる可能性があると、リーカーの有没有搞措(@L0vetodream)氏がTwitterに投稿していました。
 
Fudge(@choco_bit)氏もレポートの中で、薄型化のためにバタフライキーボードをARMBookに搭載する可能性に触れています。

Boot Campは当初、対応しないだろうと予想

Boot Camp
 
Boot Campは、ARMプロセッサ上でのx86_64のエミュレーションでも安定してWindowsが動作するまで、搭載されない可能性が高そうです。
 
ARMとx86(Intelプロセッサ)アーキテクチャ間には大きな違いがあり、現在はまだ、エミュレーション上でのアプリの実行速度も十分ではないようです。
 
 
Source:Fudge(uFudge_0001)/Reddit, 有没有搞措(@L0vetodream)/Twitter, iDownloadBlog, Cult of Mac
Photo:iFixit, KDDI
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