PayPay、オンライン診療や服薬指導の支払いに対応

PayPay
 
スマホ決済サービスを提供するPayPayは、ビデオ通話を利用したオンライン診療や服薬指導において、PayPayを使ったオンライン支払いができる機能の提供を開始しました。

注目が集まるオンライン診療

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大や高齢化の影響から、オンライン診療に注目が集まっています。厚生労働省も電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的・特例的な取り扱いを発表しており、今後、オンライン診療は拡大していくでしょう。
 
しかし、実際にオンライン診療を導入するためには様々なハードルがあり、診察料、処方箋料の受け渡しは銀行振り込みを利用するなど手間がかかるのが現状です。今回、PayPayでは、QRコードを提示、読み取りすることで、その場で診察料、処方箋料を受け渡すことができる機能の提供を開始しました。

ビデオ通話でQRコードを読み取り

パソコンやタブレットでビデオ通話を行う場合は、診察の後に医師や薬局の担当者側から提示される専用のQRコードを患者がPayPayアプリで読み取ります。そして、提示された金額を入力し、支払いを行います。
 
一方、PayPayアプリがインストールされたスマートフォンでビデオ通話を行う場合でも支払いが可能です。その場合は、提示されたQRコードをスクリーンショットしてスマートフォンの写真やアルバムに保存します。その後、PayPayアプリを立ち上げ、[スキャン]をタップしたあと、右下に表示されているフラッシュマークの上にある[写真(アルバム)]マークをタップし、先ほど保存したQRコードを読み取ります。そして、提示された金額を入力し、支払いを行います。
 
なお、支払いには「PayPay残高」のみ利用可能なので注意が必要です。
 
 
Source:PayPay
(藤田尚眞)